吉相印

日下琢道印房

昭和46年に生放送された「印相は是か否か」という番組を現代印章平成19年10月号が紹介していました。番組の内容は印相学の太田清文VS全日印連というもので、印相肯定派と印相反対派に分かれて結局は水掛け論だったようです。 太田清文という人は―安倍ノ晴明―安倍有宗入道―土御門家歴代―太田則房―太田朝房―太田文太郎―太田一平―太田清文と連なる印相学の宗家の継承者と言われています。印相とは一種の「宗教」のようなもので信じる人にとってはありがたいものでしょうが信じない人にとってはそうではなこともあります。 当店でも親父より継承の印相彫はあります。代々希望される方にはさせていただきますが、無理に押しつける事はしません。
「吉相印」については、すべての方に説明させてもらっています。「吉相印」は数の統計学的「吉」「凶」に基づく吉数を応用したものです。例えばお名前が「大下幸雄」(大3下3幸8雄12 画数26)では接点数13、画数+接点数計39は吉数になるのでOKということになります。ちなみに40は凶数ですので、接点が増えないように注意します。

 

カテゴリー: